この物語は、昭和39年暮れの立川が舞台です。
グランドキャバレー「ルージュ」の社長である黒澤雄一は、店の存続をめぐり苦境に立たされていた。と言うのも、近くにオープンしたライバル店の「ピンクローズ」に客を取られ、日に日に店の経営状態が悪化していたからだった。そんな中、ショーダンサーたちも一人抜け二人抜け…。とうとう在籍者が皆無になっていた。更には専属の歌い手やマジシャンさえも先行きを見越して出て行ってしまう。残されたのはボーイやホステス、そして清掃員だけであった。そこで社長の黒澤は、窮余の策としてホステスの中からダンサー志願者を募ることを思いつくのだが、まともに踊れる者など一人もいなかった。更なる失望を味わい万策尽きた黒澤は、自らの命を断とうと決断する。その時、意外な助っ人が現れ、黒澤を勇気づけるのだった。果たして、意外な助っ人とは? 歌有りダンス有りドタバタ有りの人情コメディーです。(総尺1時間45分予定)
■会場
四谷「絵本塾ホール」
東京都新宿区若葉1-22-16
ASTYビル地階
■公演日時
2018年
12月13日(木)19:00
12月14日(金)19:00
12月15日(土)14:00/18:00
12月16日(日)13:00/17:00
(計6公演)
■料金:3,000円(前売り・当日)
■企画:乃池ヒロシ/脚本:山吹そら
■キャスト:芳尾孝子/横田友菜/平賀絢子/小杉碧/大山桃佳/小杉栞/佐々木里菜/榮美幸/久保万里会/
近藤舞/和沙with/高谷和幸/西本宙樹/杉原佑貴/新井昇平/勝俣英明
■協力:㈱ダナウェイズ/ゼロ・カンパニー/夢桟敷/善の快/㈱BBプロダクション
芳尾孝子さんが年の瀬のタイトスケジュールの中ご出演してくださいます!
旗揚げ公演から一年と少しの劇團88號にクリスマスプレゼントが届いたかのようです。
2018年最後の公演を通して、皆様へのたくさんの感謝をお伝えできたらと思っております。